Kindle副業は稼げる?会社員が選べる3つの型と、月3,000円までの現実

「Kindle 副業」で検索して、この記事にたどり着いたということは、たぶんこう思っていますよね。在庫を持たずに、本を1冊出しておけば、あとは寝ている間にも印税が入ってくる。そんな副収入があったらいいな、と。

気持ちはよく分かります。私も最初はそう思っていました。ただ、実際に「Kindle 副業」で出てくる記事を読み漁ると、出版のやり方の話ばかりで、肝心の「で、会社員の自分は何をどれだけやれば、いくら稼げるの?」がぼやけたままなんですよね。

本音を言えば、楽して不労所得とまでは思っていない。ただ、平日は本業でクタクタで、使える時間は夜の1〜2時間くらい。その現実のなかで、無理なく続けられる型はどれなのか。それが知りたいだけのはず。

この記事では、大手メーカーで働きながら副業を試している私・俊輔が、Kindleでお金を稼ぐ方法を「3つの型」に整理して、会社員の時間で現実的に選べるのはどれか、という目線でまとめます。怪しい話は抜きです。

そもそもKindle副業は、大きく3つの型がある

ひとくちに「Kindle 副業」と言っても、やることは全然違います。ざっくり3つに分かれます。

① 電子書籍を出版して印税をもらう(ストック型)

いちばん王道で、みんながイメージするのがこれ。自分で本を書いてKindleで出すと、売れた分だけ印税(ロイヤリティ)が入ります。KDPセレクトに入れれば、読まれたページ数に応じた収入(KENP)も乗ります。

強みは、一度出せば売れ続ける「ストック性」。寝ている間にも数字が動くのは事実です。ただし正直に言うと、1冊出して即・不労所得、という世界ではありません。最初の1冊は数百円〜数千円がいいところで、点数を増やし、読者がつき、シリーズで積み上がって、やっと月数千円が見えてくる。そういう積立型の稼ぎ方です。

② Kindle本のレビュー・感想を書く仕事(労働型)

あまり知られていませんが、Kindle本を読んでレビューや感想文を書く、というお仕事もあります。クラウドソーシングで募集されていて、1件あたり数十円〜数百円が相場。

こちらは書いた分だけ確実にお金になる労働型。出版のように当たり外れがなく、初月から数千円は現実的です。反面、書くのをやめれば収入もゼロ。ストックにはならない、という割り切りが要ります。まず「Kindleでお金を稼ぐ感覚」をノーリスクで掴むには悪くない入口です。

③ Kindleせどり・要約など、周辺の稼ぎ方

他にも、中古の本を仕入れて売るせどりや、本の要約サービスへの寄稿など、Kindleに絡む稼ぎ方はいくつかあります。ただ、せどりは在庫と仕入れ資金が要る=在庫なしのストック収入という当初の希望とはズレます。今回は候補から外して考えます。

会社員が、現実的にどれを選ぶか

3つ並べましたが、会社員が選ぶなら判断軸は3つです。使える時間・続けやすさ・ストック性。この3つで見比べます。

レビュー(②)は、続ける限り確実に稼げるけれど、自分が動いた時間ぶんしか入りません。本業をやりながら時給仕事をもう1個増やす感覚に近い。ストックは残らない。

出版(①)は、最初こそ書く手間がかかりますが、出したあとは資産として残ります。会社員の限られた時間を「積み上がる側」に投じられる、というのが最大のうまみ。私が本命だと思うのはこちらです。

とはいえ、いきなり「印税で月10万」を目指すと、たいてい心が折れます。現実的な最初のゴールは、まず月3,000円。缶コーヒー代でも、サブスク1個ぶんでも、自分の書いたものが初めてお金に変わる。この一発を最短で取ることを、私は強くすすめます。0円と3,000円のあいだには、10万円との差より大きな壁があるからです。

迷うなら、レビュー(②)で「書いて売る」感覚を掴みつつ、出版(①)で1冊目を仕込む。この二段構えが、会社員には現実的だと思います。

出版の原稿づくりは、AIで時短できる

出版が本命、と言われても、たぶん引っかかっているのはここですよね。「本を1冊書くって、そもそも時間がないんだよ」と。

正直、私も同じでした。平日は帰宅が遅く、机に向かえるのは夜の1時間あるかないか。その状態で2万字も3万字も書くなんて、正直しんどい。ここで詰まって、多くの人が1冊目を出す前に消えていきます。

でも今は、本文をゼロから手書きする必要はありません。テーマと読者を決めたら、章立ての構成や下書きはAIに任せて、自分は「体験談を足す」「言い回しを自分の言葉に直す」「事実を確認する」に集中する。これで、机に向かえる時間が1時間でも、原稿は前に進みます。

要は、AIを下書き役にして、会社員の「時間がない」を先に潰してしまう。ここが出版を続けられるかどうかの分かれ目でした。

限られた時間でも、AIを使えば原稿づくりはぐっと楽になります

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AIをどう使って構成から下書きまで進め、実際に印税につなげるか。具体的な手順はKindle出版をAIで効率化して印税を狙う手順で細かくまとめています。

始める前に、会社員が確認しておくこと

やる気が出たところで水を差すようですが、始める前に2つだけ確認してください。

1つは、勤め先の副業規定。就業規則で副業が禁止・許可制になっている会社はまだ多いです。Kindle出版が引っかかるのか、どう扱えばいいのかは、Kindle出版と副業禁止の確認点にまとめました。ここは自己判断で突っ走らず、先に読んでおくと安心です。

もう1つは、確定申告。副業の利益が年20万円を超えたら申告が要ります。最初のうちは超えないことがほとんどですが、「稼げたら申告する」という前提だけ頭の隅に置いておけば大丈夫です。ここは稼げてから本気で調べれば間に合います。税金の扱いや、会社に知られたくない場合の備えはAI副業の税金と、会社にバレないための備えのほうで会社員目線でまとめたので、そこが心配な人は先に目を通しておくと落ち着けます。

よくある質問(FAQ)

Q. スマホだけでもできますか?
レビュー(②)はスマホでも十分いけます。出版(①)は、原稿づくりや表紙・入稿の作業でパソコンがあったほうが圧倒的に楽です。やれなくはないですが、腰を据えるならPCをおすすめします。

Q. どのくらいで稼げますか?
レビューなら初月から数千円は現実的。出版は、最初の月3,000円までが最初の山で、そこから点数とシリーズを積んで数千円〜。一発逆転ではなく、積み立てだと思ってください。

Q. 文章が苦手でも大丈夫?
大丈夫です。というより、今はここがいちばんラクになった部分です。構成も下書きもAIに任せて、自分は体験と事実の肉付けに回れる。うまい文章より、読者の悩みに正直に答える中身のほうが売れます。

Q. お金はかかりますか?
KDPでの出版自体は無料です。表紙やAIツールにいくらか使う人はいますが、まずは手持ちの範囲で1冊出してみて、稼げてから投資を足せば十分です。

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Kindle副業は、一晩で人生が変わる魔法ではありません。でも、会社員の夜の1時間を「積み上がる側」に置き換えられる、数少ない副業のひとつだと思います。まずは月3,000円。その一発を、今週から取りにいきましょう。