
はじめまして!
当ブログの管理人の俊輔(しゅんすけ)と申します。
私は現在36歳で,大手製造業で課長をしています。
結婚もして子供も産まれ,世間一般的に見れば順風満帆。
収入も十分あり,何不自由なく生活して」いるリア充で,副業とは全く縁がなさそう。
というのが私のプロフィールを見た多くの方が抱く感想だと思います。
しかし,そんな私が現在最も力を入れているのが副業,特にFX自動売買です。
このページではその理由について説明していきます。
少し長くなりますが,このページをご覧になられているあなたにとって,参考になる部分があるかもしれませんので,お付き合いしていただければなと思います。
何のためにそれをやるのか?
突然ですが,
「あなたは何のために働いていますか?」
こう聞かれたときに,何と答えるでしょうか?きっと,大半の人が
「生活費を稼ぐため」
このように答えると思います。
一方,「社会をより良くするため」「日本の発展に貢献するため」等,高い目的意識を持っている人もいます。
どちらを選ぶかはそれぞれの人の価値観次第ですが,現実的な話として生活が安定していなければ他人のことなど構っていられないですし,社会や日本がどうなろうが知ったことではないでしょう。
経済力がある一定水準に達しない限りはそのようなことを考えられないので,「生活費を稼ぐため」と答えた人に対して何も言うつもりはありません。
ただ,大事なのは「何のためにそれをやるのか?」という本質的な部分をしっかりと理解し,今やっていることの目的と将来を見据えた行動が合った生き方をしているかどうか?その積み重ねで今が作られているかどうか?だと思います。
大学生時代の衝撃的な出会い
私がこのことを考えるようになったのは大学生の頃。
とあるセミナーに行く機会があり,その中で中村文昭さん(有限会社クロフネカンパニー 代表取締役社長)という方に出会ったのです。
最も印象に残ったのはこの方が,と言うよりは,師匠の田端さんという方に初めて会ったときに言われた言葉でした。
どのような話だったかと言うと・・・
18歳で三重県のド田舎から出てきた中村さんはある時焼き鳥屋でたまたま隣に座った田端さんに会いました。
そこで「君は何のために三重から東京に出てきたんだい?」と聞かれたそう。
それに対して,ただ日々の土木作業員とドーナツ屋の定員の仕事をこなすのが精一杯だった中村さんにはいまいちハッキリとした目的もなく,「とりあえず,今の仕事じゃなくてもっと大きな会社に入って安定してお金が稼げるようになりたい」と言ったそうです。
すると,
「君の物事を考える判断基準は金か?損か得かだけなのか?」
「たくさん稼げるようになったら何のために使うのか?お金が欲しい欲しいというのはわかる。世の中の人はみんな思っている。」
「だけどそのお金は何のために使うのか?欲しいというからには使い道があるんだろう?」
「お金は使って初めて価値が出る。使わなければただの紙切れ。お金は入り口ではない。先に出口を考えなければいけないんだよ。」
と言われたそうです。
これに対し,お金の出口・・・当時の中村さんの欲しいものであった,家電や車,大きいマンション,海外旅行で世界中回りたい等々を挙げたそうですが,それを聞いた田端さんからは,
「君の口から出てくるカネの出口は『物』しかないじゃないか。これから先の人生『物』を買うために働くのか?人にうらやましがられるために生きていくのか?」
「他人と比較しながら・・・比べながらこれからの人生,生きていくのか。それは寂しい人生じゃないか。」
「俺たちはガキの頃からテスト受けて比べられ,通信簿もらって比べられ,かけっこすれば1位を取らなきゃいけないと言って比べられ,比べられ,比べられ,しながらずっと生きてきたから仕方がないかもしれないけどね。人間の悩みの大半は他人との比較だよ。」
「人間はみんな,あの人はこんなにやってるのに,何で自分はこんなんなんだ。とか,あそこの会社はこうなのに何でうちはこうなのかとか,あそこのうちの子供はあんなに出来がいいのに何でうちの子はこんなに出来が悪いのかとか言って,大概みんな他人との比較によって悩みを作るんだよ。」
「ウサギと亀のウサギと一緒。絶対負けるはずないのに,周りで応援している人の目を気にしながら,ゴールに向かって歩くんだ。」
「だけど,カメは相手がライオンだろうがチーターでも何でもよかった。カメが見ていたのはゴールの旗だったからね。」
「周りの人のことじゃない。カメが見ていたのは如何に休憩を少なくしながら早く歩かないと,それこそ日も暮れてみんなに迷惑をかける。そう思って着地点のゴールを見ていたんだ。」
「君は人生の18歳でスタートラインに立ってる今,何を見ながら生きていこうとしているんだい?」
「母親の顔色が気になるか?同級生の噂話が気になるか?世間の噂話が気になるか?」
「25歳になった時にどんな男になっていたいんだ?30歳になったとき,50歳になったとき,好きな女の人と巡り合った時にお前は何のために結婚するのか?何のために家族持つのか?」
「何のために,何のためにって考えながら生きていかないとボケるよ人生が。」
「カネにずっと惑わされながら損か得かで生きて行ったらお前の人生に足跡って付くのかい?」
このように言われたそう。
18歳の中村さんからすると,このことは今まで考えたことのない,目からうろこの話だったそうです。
つまり,”何かをやるときには常に「何のために?」という問いを自分自身に投げ続け無ければならない”ということです。
これを最初に話を聞いた時,私もハンマーで頭を殴られたような感じがしたのをよく覚えています。
あれから色々なビジネス書や自己啓発本を読んできましたが,個人的にはこの時学んだ「何のために」という言葉を超えるものには出会えておらず,事あるごとに意識するようになりました。
そして,そろそろ就職活動を・・・となった時に,当然のことながら「何のために働くのだろう?」という疑問を持つようになったのです。
キャッシュフロー・クワドラントという考え方
そもそもの話ですが,「なぜ高校,大学,専門学校を卒業したらどこかの企業に就職するのが当たり前」なのでしょうか?
そこに疑問を持つ人はあまりいません。
細かい理由は長くなるので割愛しますが,「どこかの会社に就職する以外の生き方を知らないから」という方が多いはず。
しかし,現実的には収入を得る方法としては4つに分類することが出来ます。
それが「キャッシュフロー・クワドラント」という考え方です。
キャッシュフロー・クワドラントとは,キャッシュフロー(お金の流れ)とクワドラント(4等分)を合わせた造語で,世の中で収入を得る方法は次の「E,S,B,I」のいずれかに当てはまるというもの。
E=Employee(従業員)・・・サラリーマン,現場作業者といったホワイトカラーやブルーカラーの人
S=Self-employed(自営業者)・・・企業の社長,農家等の自営業者
B=Business owner(ビジネスオーナー)・・・会社の所有者,会長,賃貸マンションや有料駐車場の所有者
I=Investor(投資家)・・・株式投資や先物取引,FX取引等を行う投資家
よって,「どこかの会社に就職する」というのはEにあたります。

キャッシュフロー・クワドラント
各クワドラントの構成比と富の比率
世の中の大半がこの左側のEとSの領域で生きており,起業家がたくさん生まれるイメージのあるアメリカであっても80%以上がこの領域で生きていると言われています。
しかし,全体で見た資産の比率としては,E(従業員)とS(自営業者)の領域の人は全体のたった1割。
残りの9割をB(ビジネスオーナー)とI(投資家)のクワドラントの人間が保有していると言われています。
分かりやすいところで言えばウォーレン・バフェットでしょう。
彼の資産は1,000億ドル(約10兆8,000億円)を超えたそうです。彼は投資家ですのでクワドラントとしては「 I(投資家) 」に分類されます。
あなたが仮にE(従業員)だったと仮定して,時間や能力だけでこの域までたどり着けると思うでしょうか?絶対無理なのは分かりますよね?
もし,S(自営業者)だったとしても不可能なのは分かると思います。
とは言え,彼とあなたの違いは何でしょうか?
それは単純で,やっていることがE(従業員)なのか,I(投資家)なのか,ただそれだけです。
この,やっていることが違うだけで,ここまで保有している資産に差が出てきてしまうほど,どのクワドラントに所属するかというのは重要となります。
各クワドラントで出来ることと出来ないこと
しかし,単純に「自分はお金をたくさん稼ぎたいから右側のクワドラントを選ぼう」と思ったとして,そう単純にクワドラントは切り替えられるモノではありません。
この4つのクワドラントは単に収入を得る種類を表しているわけではなく,「考え方」を示しているとも言えるからです。
自分の主な収入源をどのクワドラントにするかというのは,自分自身が本質的にどういう人間か,どんな強み,弱みを持っているか,最大の興味は何か?ということに深く関係しているのです。
例えば,
- 誰かに雇われている状態が好きな人もいれば嫌いな人もいるということ。
- 自分の会社を持つのは好きだが,それを経営するのは嫌だという人もいるということ。
- 投資が好きでたまらない人もいれば,お金を損する危険性しか目に入らない人もいるということ。
です。その結果として,所属するクワドラントが決まるといってもいいでしょう。
それぞれどのような価値観を持っているかを改めて整理すると以下のようになります。
「給料が高くて福利厚生がしっかりした,安定した仕事。」
つまり,あまり自分で物事を考えたくなく,誰かに雇われて言われたことを言われた時間やることが好きと言えます。
しかし,逆のことを言えば,自分のスキル(技術・技能・能力)を使って仕事をしたいとか,すぐに世界を相手に仕事がしたいとか,自分一人では成しえないことを現場の最前線に立ってみんなとやりたいと言った,我々になじみ深いサラリーマンや現場作業者の仕事をしたい場合は,現実的にE(従業員)のクワドラントでないと出来ません。
「きちんとやりたいから自分でやる」
つまり,自分で考えて,自分の頭を使ってまとめあげる仕事が好きと言えます。
一番わかりやすいところで言うと社長です。大企業の社長だとB(ビジネスオーナー)としての感覚も持ち合わせているのでピンとこないかもしれませんが,中小企業の社長だと分かりやすいかもしれません。
自分自身にスキルがあり,そのスキルを活かしつつ,部下や社員をコントロールして会社を経営していく。こういう仕事はS(自営業者)のクワドラントでないと出来ません。
「私のチームに加わってくれる最高の人材を探している」
一番わかりにくいと思いますが,この領域にいる人はいわば我々が普段目にする仕事のさらに外側,つまりプランニングをして,仕組み,システムを作る側で実際に細かい専門性の高い仕事はSの人に任せることが好きな人です。
例えば,あなたの持っている土地に温泉が湧いていたとしましょう。
その時,「年2,000万円渡すので,誰か代わりに温泉経営してくれる人募集」と言って来た経営者がSの人。その人が雇った従業員がEの人です。
こうすることで,売上から経営者に支払う年2,000万円と雇った従業員に支払う給料を除いた売り上げはあなたの元に入るのです,
B(ビジネスオーナー)はこの例のように最初から何かを所有しているケースもあれば,社長を経て会長になることで所有権をもらうことで後天的に所属出来るようになる場合もあります。
多くの場合,最初からこのクワドラントに所属することは難しい場合が多いです。
「投資収益率はどれくらいか?」
つまり,自分が働くのではなくお金に働かせて,お金でお金を稼ぐことが好きな人と言えます。
その間自らは別のクワドラントでの仕事をしたり,完全に余暇を楽しんでいる場合が多いです。
これを見てご理解いただけたかと思いますが,基本的に私たちが学校で学んできた物事はE(従業員)またはS(自営業者)になるためのスキルです。
逆に言うと,それだけ勉強が必要な物であって,基本的には世の中を自らのスキルを使ってよりよくしていきたいと思った場合はE(従業員)またはS(自営業者)に所属していないとそれは達成できません。
B(ビジネスオーナー)やI(投資家)の場合,関わることはできますが,役割が根本的に異なります。
私が導き出した「何のために働くのか?」という答え
私は昔から自分の手を動かして物を作るのが好きだったこともあり,モノづくりメーカーに入って日本の工業製品がどのように作られているのかを経験してみたいと考えました。
そして,
- 世の中に求められる高品質な製品を作りたい。
- より多くの人に影響を与えたい。
- モノづくりを通して世の中をよりよくしたい。
- 小さなモノではなく大きなモノを作ってみたい。
こういう思いがあり,そのためにはE(従業員)というクワドラントでしか達成できないという結論になりました。
そして,中小企業やベンチャーではなく,主導権を持って活躍できる必要がある大企業に入ることを決めたのです。
一方で,売るためのモノづくりではなく,品質重視のモノづくりをしたいという思いがありました。
将来的に,万一,自分の価値観と照らし合わせて判断が難しい局面に立たされた時に,会社をクビになることを恐れて不本意な判断をせざるを得なくなることは絶対に嫌だと思ったのです。
このような背景から,
B(ビジネスオーナー)・I(投資家)側にも収益の柱を立てることで,
「安定的な収益を得つつ,世界一の技術者になり,さらにモノづくりを通して世の中をより良くしていきたい」
というのが当時の私が導き出した「なんのために働くのか?」という答えです。
よって,就職後はそのための活動を開始しました。
ところが現実はそう上手くいかなかった
まず,私はB(ビジネスオーナー)の領域で収入が得られるようになりたいと考えていました。
そのための方法として選んだのがMLMです。
MLMは仕組み的に通常の人が所属するのが困難なB(ビジネスオーナー)のクワドラントの仕事になるのですが,親が世界でトップクラスの売上のある製品を取り扱っているMLMをやっていて,実際に収入を得ていたこともあり取り組むビジネスとしては最も安全かつ適切という判断でした。
ところが,現実はそううまくは行きませんでした。
MLMが性格的に向いていなかったのです。
- 緊張すると吃音でうまくしゃべれなくなる
- 対人コミュニケーションが苦手
- 頭の回転が悪く,切り返しが苦手
- 対面で人にうまくものを伝えられない
- その場その場で相手に寄り添った的確な言葉を出せない
確かに思い返してみると,普通に会社で仕事をする上でも仕事の背景を共有していない人とのコミュニケーションの要領の悪さはかなり深刻で,未だに苦労している状態です。(なぜ課長になれたのか不思議なくらいですが。。。)
何回もミーティングに行って,何回も練習して,何回も知り合いに話をして一向に成果に結びつかない。
私のアップラインは主婦ばかりだったこともあり,似たような価値観の人にも出会うことが出来ず,自分よりも後から始めた人にもどんどん追い越されていく有様でどんどんモチベーションが低下していきました。
そして,会社の方も大手とは言え過酷なブラック部署に配属され,朝7時半に出勤して帰れるのは夜中の1時の毎日。
圧倒的に人手が足りないのに退職者が出ても人員は補充されず。
ひたすら理想とあるべき論ばかり追い求めて,優先順位と取捨選択という言葉を知らない上司,上層部に振り回されるうちにどんどん会社で働くのが嫌になって行きました。
とは言え,右側のクワドラントで収入を確立していない以上,会社を辞めるわけにもいきません。
かといって,転職しても同じEのクワドラントに所属するだけで本質は変わらないので転職する気にもなれず。
そこで,今まであまり見向きもしてこなかったI(投資家)の領域でも収入の柱を立てられないか考えてみることにしたのです。
焦って様々な投資案件に手を出すものの騙される
この数年色々な物に手を出してきました。
- 株式投資
- 日経225mini
- 不動産投資
- 仮想通貨
- 仮想通貨アービトラージ
- FX裁量取引
・
・
・
何とかしなければいけないという焦りもあったのですが,ちゃんと調べずにすぐに飛び込んでしまった案件もあり,詐欺にも逢いました。
詐欺案件だけで全部で200万程無駄にお金を使ってしまったと思います。(一部は訴訟起こして返してもらいましたが。。。)
そんな中,最後まで残ったのがFX関係の案件でした。
FXと言えば勝つときは勝てるが負けるときは思いっきり負けるハイリスクハイリターン投資という頭があり,なかなか足を踏み出すことが出来ませんでしたが,あるグループの存在を知り,そこに飛び込んで裁量取引(デイトレやスイング)について勉強させていただきました。
そこで得た結論は2つ。
- 少ない元手を爆発的に増やそうと思ったらFXが一番良い
- 裁量で安定的に稼ごうと思ったら,欧州時間を主戦場とするのがリスクも低く安定する
しかし,私はブラック部署で働いていたため,欧州時間である15:00頃~19:00頃はおろか,21:00~のNY市場ですら出来ません。
スイングも試してみたものの,仕事中にチャートを見ることはどうしてもできず。
少なくとも激務な今は時間が作れない。しかし時間を作らないと今の生活から抜け出せないというジレンマに陥ってしまいました。
FX自動売買に出会う
そんな中出会ったのがFX自動売買です。
最初はFXだからという理由で始めたわけではありませんでしたが,色々やっていた案件の一つで上手く収入を得られるようになっていたのがFX自動売買でした。
しかし,完全放置出来るのは良かったのですが,月利1%程度の超安定型で爆発的に資産を増やすのには向いていない。
それなりの収益を得ようと思うと数百万円は預けなければいけないというデメリットがありました。
そこで,他のFX自動売買にも手を出したのですが・・・ぱっと見良さそうと思ってやってみるものの,基本的に指標発表前は停止推奨のものが多く,夕方くらいまでにポジションの整理をする必要があるのですが,相談する相手が運営のLINEしかないためなかなかコミュニケーションが取り辛い物が多く。
また,困難な局面は裁量で乗り切らなければいけないケースもあり,上手く乗り切れずに資金を溶かしてしまうこともありました。
やはりある程度裁量も合わせてリスクも覚悟してやらなければいけないのか・・・と思っていたところ,本サイトで紹介している動物系EAシリーズを知ったのです。
動物系EAシリーズは基本コミュニティがあり,同じような疑問を多く持っている人と情報交換することが出来るというのが最大のメリットです。
最初は上手く使いこなせないこともありましたが,他社の自動売買ツール(EA)とはかなり異なり,無料版であっても安定して収益を上げられるようになったのです。
有料版に至っては指標発表もほとんど気にせずにいられるほど上手く設定が出来,扱いが簡単で,まさに痒い所に手が届くと言った具合でした。
今の会社に居続けることで見える未来
私はもう10年以上同じ業界で同じ仕事をしてきて,一通りの事は経験してきました。
これ以上のキャリアを考えた時に,今の会社で私自身が出来る事はあまり多くないと感じています。
基本的には製造業なので,①新機種開発,②既存機種の収益性の最適化 この2点に尽きます。
しかし,①の新機種開発においては設計のリソースもなければ技術進歩のスピードも遅い。また設計エンジニアの技術不足も否めず,出図が遅れサプライチェーンの下流側の部門にどんどん納期的なしわ寄せを与えています。私は下流部門となるため,この状況にはもう耐えることが出来ないと常日頃感じています。
②の既存機種の収益性の最適化については,終わりなきカイゼンとの戦いです。また上流部門の意思決定も弱く,どの工場でどんな部品を作らせるかと言ったプランニング力はなく,各工場はどんな差別化技術を持っているべきかという物もありません。そのため,似たような部品を別々の工場で微妙に違ったやり方で作っていると言うこともざらにあります。
大企業であるがゆえに意思決定が遅いという典型的な状態になっているのです。
この環境で,やれることを探してやってもいいのですが・・・ハッキリ言って時間の無駄としか思えないと感じています。
私が将来実現したいこと
今後の人生において実現したいこととして,「日本の宇宙開発環境をもっとよくしたい」という思いがあります。
国内にいくつか宇宙関連企業はありますが,現実問題としてビジネスとして成立させようにも宇宙利用という限られた分野の中ではビジネスモデルの構築が難しく,重複しやすいことから新規参入が難しいため,宇宙関連産業に関わる人は国内では7000人程度しかいません。
また,そうして早くから参入してきた企業でも,近年では開発に携わった人員が高齢化を迎えており,ロケット開発者で言えば20代~30代の若い世代は既存のシステムの維持しかやったことがなく,開発の経験がないことから将来的な技術力の低下が危惧されています。
これは,各企業においても投資効果が見込めないため新しいことにチャレンジするのが環境的に難しく,既存のビジネスモデルベースでのことしかできない状況になっており,日本の宇宙開発は停滞しているということを示しています。
「いやいや,探査衛星の"はやぶさ"が話題になってて,日本の技術力の高さを示しているじゃないか」
と思う方もいるかもしれません。
しかし,日本はいくらいい案を出しても,予算がほとんど与えられず,少人数で長期間かけて進めざるを得えないお国柄です。
あまり知られていませんが,世界の宇宙開発の現場においては,学会等で発表されるそれらのアイデアをNASAやESAが横取りして,膨大な予算と人員を割り当ててあっという間に日本を追い抜いて実施させてしまうという,我々日本人にとっては非常に悔しく,屈辱的なことが頻繁に起こっているそうです。
はやぶさ計画は,NASAやESAが「何をばかなことを。そんなことできるわけがない。」と思うような計画を立案し,横取りされないように配慮してようやく日本がイニシアチブを取れた数少ない例になります。
私は,ニュースがはやぶさの功績を称賛する一方で,こういった状況を常々腹立たしく見ていました。
こうした状況を見て感じるのは,宇宙開発を促進させるためには,既存の技術とは違った色々な種類の新しい基礎的な技術研究&開発が必要で,そうして誕生した新しい技術をベースにビジネスを行う企業の誕生を後押しし,宇宙開発分野に投入される資金量を増やしていく必要があるということです。
どのようにしてそれを実現しようと思っているか
そのために必要なのは,①宇宙工学を学ぶことができる学校を増やす,②その大学を卒業した人たちが引き続き研究を出来る環境を作る,の2つだと考えています。
①については,まだまだ基礎的な研究や技術研究をする組織・団体が少なく,航空や宇宙の名の付く学科を持つ大学はJAXAお抱えの大学を含めても32しかありません。
航空機系や天文系も含めた上での数なので,宇宙工学に限ってはさらに少なくなります。
自動車関連だと専門学校だけで94校近くあり,ベースとなる機械工学や動力機械等の学科を持つ大学も含めると200以上になるので,それと比べるとかなり少ないことがわかります。
しかし,日本が世界に勝っていくには何とか対等に渡り合えている自動車産業並みの環境を整えてあげる必要があります。
②については,今現在でも大学卒業後の進路の選択肢が少なすぎて,せっかく大学で宇宙工学を学んだにもかかわらず,就職先がないため全く違う分野に進んだり,航空業界に行ってしまったりということが起きているということです。
私自身も全く違う分野に進んだ一人ですが,もう少し言えば私は国内の宇宙関連企業の活動を見ていてそっちに行く気が起きなかったというのが本音です。
とは言え,必ずしもどこかの企業に就職しないと②を実現できないかと言われると本当にそうなのでしょうか?
「もし,B(ビジネスオーナー)とI(投資家)のクワドラントから収入を得られる状態だったら・・・自費で研究所を作ってそこで研究を続けるという選択肢も取れるようになる」と思うのです。
その最初の取っ掛かりとなる手段として,「FX自動売買」は十分足り得る物だと考えます。
最終的な安定度で行くとMLMや不動産投資の方が高いので,ある程度のところでそちらに移行するのも良いでしょう。
そのために,まずは大学の近くに学生の研究環境を支援しつつ,FX自動売買を始めとする自らの手で稼ぐノウハウを提供する研究所を作りたいと思っています。
基本的な運用資金はまずはすべてFXの自動売買で稼ぐことになりますが,研究・開発の仕事であれば自分の時間を自由にコントロールしやすく指標発表等への対応も出来るため非常に相性がいいと思っています。
さらに,卒業後は一人一人が経済的に自立している状態になり,就職するのも良し,別のところに同じような研究所を作るというのもアリだと思います。
そうして増えた子・孫の世代がどんどん似たような研究所を開くことで,研究資金をどこかに依存することなく,完全に自立した組織として機能するようになっていく。
このような仕組みがFX自動売買を使うことで作ることができ,日本の宇宙開発を飛躍的に向上させることができるのではないかと考えています。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
かなり熱く語ってしまいましたが,一言で言うと
「E(従業員)やS(自営業)と言った左側のクワドラントだけから収入を得るのではなく,B(ビジネスオーナー)やI(投資家)のクワドラントからも収入を得られるようにしましょう」
と言うことです。
私は「日本の宇宙開発環境をよりよくしたい」という思いがあり,それはFX自動売買でなら実現できると考えました。
しかし,この「思い」の部分はどんなことにも置き換えることが可能です。
あなたならここに一体何を入れるでしょうか?
人生100年時代と言われる中,会社勤めのままでは定年までしかお金はもらえず,第二の人生を節約で過ごすというのも味気ないし,そもそも何もしないのは面白くないでしょう。
FX自動売買であれば始めるのが遅すぎたということはありません。
納得のいく人生を送るために,興味のある方は私のLINEに登録をしてください。
そして,本ブログで紹介しているEAの記事をご覧になっていただき,興味がある物があれば連絡をいただければと思います。