
『コロナ禍の不安定相場に対応』できる『無料』のFX自動売買システムを探している方は多いと思います。
そのような方におすすめしたいのが,今回の記事でご紹介する『無料』 FX自動売買システム「Scorpion(以下スコーピオン)」です。
この記事では,そんな「スコーピオン」について,概要から細かい仕様及び特徴について紹介していきます。
利用前に気になるデメリットについても解説しますので,ぜひご覧になってください。
- 『無料』FX自動売買システムスコーピオンって一体何?
- 『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」の仕様及び特徴は?
- 『無料』FX自動売買システムスコーピオンの推奨環境
- 『無料』FX自動売買システムスコーピオンの実績は? ~バックテスト編~
- 最大ドローダウンについての考え方
- 『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」が利用する証券会社FX Beyondとは?
- 『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」の利用料金は?無料の理由は?
- 『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」のメリットとは?
- 『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」のまとめ
- 『無料』FX自動売買システムスコーピオンの利用条件と運用開始までの流れ
- 『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」のデメリットとは?
- 『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」運用方法例
- 『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」のQ&A・よくある質問
- 『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」最後に
『無料』FX自動売買システムスコーピオンって一体何?
本サイトでは様々なFX自動売買システム(EA)のご紹介をしていますが,「スコーピオン」は一言で言うと・・・
「リスク管理に重点を置いた自動売買システム(EA)」
です。
現在の相場はレンジの幅が広く,レンジといっても2~3円動くことが当たり前の状態のため,これまでのEAのようにナンピンでかつマーチン(負け分の倍エントリーすること)を行うタイプのものでは資金がショートする確率が非常に高くなります。
しかし,スコーピオンは逆張りでもマーチンを行わず,現在の相場に対応した適切な間隔でナンピンを繰り返していき,その数に応じてロットを増やしていくため逆行しても安心して運用をすることが出来ます。
また,順張りにも対応しているため,一方向に一方的にトレンドが出た場合はさらに利益を伸ばすことが可能です。
昨今のコロナ相場はテクニカル分析が通用しない,一方向に一方的にトレンドが出るようなケースが前触れもなく突然起こることがありますが,本来はリスクとなるこうした問題をチャンスとすることが可能です。
それでは,ここからは「スコーピオン」の特徴について細かく説明していきましょう。
『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」の仕様及び特徴は?
「スコーピオン」の特徴を以下に整理しました。
①対応通貨 | GBPUSD, GBPJPY | ||
---|---|---|---|
②証券会社 | FX Beyond | ||
③最低証拠金 | 10万円~ | ||
④ロット設定
(推奨) |
証拠金10万円の場合 どちらか一方の通貨ペアで0.01ロット 証拠金50万円の場合 GBPUSD:0.02ロット,GBPJPY:0.02ロット どちらか一方の通貨ペアの場合は0.05ロット 証拠金100万円の場合 GBPUSD:0.05ロット,GBPJPY:0.05ロット どちらか一方の通貨ペアの場合は0.1ロット 注)証拠金額にボーナスは含めずに計算すること! |
||
⑤レバレッジ | 500倍 | ||
⑥ロジック | 順張り,逆張り(変則ナンピン,マーチンなし) | ||
⑦主な特徴 |
|
一つずつ細かく説明していきます。
①対応通貨
対応通貨はGBPUSD(ポンドドル)及びGBPJPY(ポンド円)です。
ポンドはドル,ユーロ,円に次いで世界で第4位の取引量で,かつボラティリティが高く値動きの幅が大きいため高い利益を期待することが出来ます。
②証券会社
証券会社はFX Beyondです。
FXの自動売買で利用される証券会社は「XM」が一般的でしたが,「XM」はアカウント全体の合計資産が200万円を越えるとレバレッジ制限を受けて888倍が200倍まで下がってしまうというデメリットがあり,複数のEAを稼働させるとこれに引っかかってしまうため,かなり多くの方が悩まれています。
これを回避するために「スコーピオン」では証券会社は「FX Beyond」を使用します。
証券会社の「FX Beyond」については長くなりますので,後程別途説明します。
③最低証拠金
「スコーピオン」システムの最低証拠金は「10万円~」です。
ただし,10万円の場合はどちらか一方の通貨ペアでないと資金を溶かしてしまう可能性がありますので必ず守りましょう。
Tips: 証拠金とは何か?
ゲームの体力ゲージであるHP(ヒットポイント)を思い浮かべてもらえるとイメージしやすいと思いますが,この証拠金はあなたのHPだと思ってください。
FXの取引は,最終的に利益を確定するまでに一時的にマイナスになることがあり,HPがゼロになる(つまり5万円入れた場合は5万円分の損が出る)とゲームオーバーになります。
そのため,この証拠金が多い=HPが多ければ多いほど,どんなにダメージを受けても耐えられますが,少なければちょっとしたダメージでゲームオーバーになってしまうのです。
よって,証拠金(HP)が少ないのにもかかわらず,2通貨同時ペア稼働させると受けるダメージが2倍になるため大変危険です。
④ロット設定
ロット設定についてはご自身で任意に設定が可能です。
ローリスク運用とミドルリスク運用の好きな方を選択できます。それぞれで平均月利が変わってくるので後述のバックデータとご自身の取ることが出来るリスクを考慮して選択してください。
ローリスク運用の場合は以下となります。
証拠金10万円の場合
どちらか一方の通貨ペアで0.01ロット
証拠金50万円の場合
GBPUSD:0.02ロット,GBPJPY:0.02ロット
どちらか一方の通貨ペアの場合は0.05ロット
証拠金100万円の場合
GBPUSD:0.05ロット,GBPJPY:0.05ロット
どちらか一方の通貨ペアの場合は0.1ロット
注)証拠金額にボーナスは含めずに計算すること!
ミドルリスク運用の場合は以下となります。
証拠金10万円の場合
どちらか一方の通貨ペアで0.03ロット
証拠金50万円の場合
GBPUSD:0.06ロット,GBPJPY:0.06ロット
どちらか一方の通貨ペアの場合は0.15ロット
証拠金100万円の場合
GBPUSD:0.15ロット,GBPJPY:0.15ロット
どちらか一方の通貨ペアの場合は0.3ロット
注)証拠金額にボーナスは含めずに計算すること!
例:ローリスク運用でGBPUSDを0.02ロット,GBPJPYを0.02ロットで運用したい場合,証拠金はGBPUSD用に50万円,GBPJPY用に50万円の計100万円が証券会社の口座に入金されていることが必要。
⑤レバレッジ
ビースト+はレバレッジ1111倍のPro口座を利用することが出来ますが,スコーピオンは500倍となっています。
その代わり,私経由で登録していただいた方は,ボーナス+50%を受け取ることが出来ます。
⑥ロジック
ロジックは一言で言うと「順張り,逆張り(変則ナンピン,マーチンなし)」です。
順張りとは,トレンドの発生方向にエントリーすること。逆張りはトレンド方向とは反対方向にエントリーしてトレンドが反転するのを期待するやり方です。
順張りだけでは機会がなかなか訪れず,月利を上げられないため多くの高月利のEAは逆張りによるナンピン,マーチンを行うことで月利を上げています。
ナンピンとは,例えば下降相場に対して買いポジションを取ってしまった場合に,値下がりする都度買い増していき,買値の平均を低くする投資手法のこと。
そのため,再び上昇相場に転じた場合は何もしなかった場合と比較して,早く利益が出るというメリットがある上,最初の取得価格以上に値上がりすると爆益になりやすいという特徴があります。
一方デメリットとして,上昇相場に転じなかった場合は何もしなかった場合と比較して含み損がどんどん増えていく上に,損切になった場合に損失が拡大します。
スコーピオンでは①RSI(買われすぎか売られすぎかを判断するための指標),②CCI(相場の方向性を判断するための指標),③ストキャスティクス(RSIと同じく相場の買われすぎか売られすぎかを判断するための指標)の3つを使用。
これらは世界中の投資家が多く使用するテクニカル分析の指標です。
この3つのオシレータの見ている期間は投資家の大多数が見ている期間で調整をしているため,最適なエントリータイミングでポジションを持ちます。
スコーピオンもナンピンを行いますが,従来のように一定数の値幅に到達したらナンピンを繰り返すわけではなく,上記の指標を用いて相場とローソク足の勢いを見ながら再エントリーを判断します。
つまり,プライスアクションを見て判断するため,EAではあるものの裁量要素も加わった画期的なEAとなっています。
マーチンとはエントリー後に逆方向に行ってしまった場合,初回のエントリーの倍の額でエントリーすることで資金を回収する値幅を少なくする手法になります。
ただし,このコロナ禍ではレンジの幅が広く2~3円動くのが当たり前の相場なのでマーチンをすると溶ける可能性が高くなりますので,スコーピオンでは採用していません。
スコーピオンはこれらの「順張り」と「ナンピン」を組み合わせたロジックです。
順張りの場合は5pipsの利確幅を超えた場合にトレーリング決済機能が発動し,以後1.3pips毎に利確幅を更新していく機能を有していますので,トレンドが続く限り利益を追求し続けることが出来ます。
より詳細なロジックは秘密のため非公開ですが,「スコーピオン」は上記のロジックにより,年間平均勝率75%,平均月利約34%(ローリスク運用)~98.5%(ミドルリスク運用)とリスクの取り方次第で圧倒的な利益を生み出すことが可能な仕様になっています。
⑦主な特徴
ロジックのところで細かく説明しましたが,一言でまとめると
- レンジ,トレンド相場両対応型
- プライスアクションを判断しての変則ナンピン
- 自動トレーリング決済機能
の3つの特徴を有しています。
スコーピオンの仕様・特徴が分かったところで,次からスコーピオンの推奨環境について解説していきましょう。
『無料』FX自動売買システムスコーピオンの推奨環境
スコーピオンはEA(エキスパートアドバイザ)となりますので,FXトレード用のソフトであるMT4に入れて使用する必要があります。
また,24時間稼働させっぱなしにする必要がありますので,自宅にあるPCと兼用にすると,回線速度上の問題によるエントリーの遅延で本来利益が出るはずのものが出なくなる,急な停電や誤ってMT4を閉じてしまうことによりポジションがおかしくなり資金が溶ける,電気代がかかる,PCの寿命が短くなる等,長期的に運用していくとなるとかなりデメリットが多いです。
そのため,多くのFX自動売買システムを運用する方は,VPS(Virtual Private Server)と呼ばれる仮想専用サーバーをレンタル契約し,そのサーバー上にMT4とEAをインストールして使用しています。
感覚的には,「ネット上に自分専用のPCを,お金を払って借りる」というイメージが近いですね。

VPS(Virtual Private Server)のイメージ
「スコーピオン」自体は無料ですが,このVPSの契約にはお金(約1,000円~2000円/月)がかかります。
有料とはなりますが,VPSを利用することで余計なことを気にせず安定した環境で「スコーピオン」を稼働させることが出来ますので,必要経費と割り切ってVPSの契約をするのがおすすめです。
お名前.comと契約して,EAを稼働させるまではこちらのページで解説していますので,興味のある方はご確認ください。
さて,ここまで,スコーピオンの仕様と特徴について説明してきましたが,次から実績についてご紹介していきます。
『無料』FX自動売買システムスコーピオンの実績は? ~バックテスト編~
「スコーピオン」は2022年2月リリースで,まだ実績が多くないためまずはバックテストの結果から見ていきましょう。
以下はスコーピオン運営が出しているバックテストの結果です。

GBPJPY 直近1年間バックテストデータ (ローリスク運用 初期ロット0.1)

GBPUSD 直近1年間バックテストデータ(ローリスク運用 初期ロット0.1)
まず見てほしいのはプロフィットファクタの値。
プロフィットファクタとは「総利益÷総損失」のことで,損失に対して何倍の利益を出しているかが分かります。
GBPJPYは1.51,GBPUSDは1.60。
通常,1.5~が理想のプロフィットファクタと言われているので,高すぎず低すぎず現実的であり,理想的な数字であることが分かります。
次に,最大ドローダウンですがGBPJPYで52.98%,GBPJPYで47.58%。
一般的に最大ドローダウンは20%以内が良いとされていますが,それからするとかなり大きい数字になっています。
「あれ?そうするとこのEAあまりよくないんじゃない?」と思うかもしれませんが,私はそうは思いません。
最大ドローダウンについての考え方
ここからは個人的な考えになりますが,最大ドローダウンの数字だけを見て考えるのはナンセンスだと思っています。
なぜなら,最大ドローダウンはいくらでもコントロールできるからです。
例えば,以下のようなEAのバックテストデータがあったとしましょう。
①証拠金100万円で最大ドローダウン50%のEA
②証拠金200万円で最大ドローダウン25%のEA
この場合,どちらのEAが優れていると思いますか?
最大ドローダウンが25%の②EAの方が優れている!という人がいたら「ちょっと待て」と言うはずです。
実際はどちらも最大ドローダウン時の含み損は50万円と同じで,単純に証拠金が大きいがために見かけ上小さく見えているだけだからです。
ちなみに,証拠金はそのままでロットをいじるだけでも上記と同じように見かけ上のドローダウンをコントロールすることは可能になります。
また,期間をどこに設定するかでも変わってきます。
特に世界的に大きなイベントがなかったような期間で行ったり,そもそもバックテスト期間が短ければ最大ドローダウンが小さいのは当然のこと。
つまり,バックテストにおける最大ドローダウンの値はテストする側がいくらでもコントロールできるのです。
よって,単に値で判断するのではなく,このドローダウンがどういう条件下で起こったものなのか?ということを考慮しなければなりません。
そういう視点で考えると,「スコーピオン」のバックテスト期間は2021の約1年。
つまり,コロナ禍の真っただ中がテスト期間になります。
この間,他のEAやバイナリーオプション,裁量でトレードしていた方はよくご存じかと思いますが,これまでのようなテクニカル分析が効きにくく,反発すると思ったのに反発しない。押し目を一切つけずに一方向にトレンドが出続ける。といった具合でとても安定して勝ち続けられる相場ではありませんでした。
安定を謳っていた多くのEAが溶けたのもこの時期になります。
そんな不安定な相場の中,この最大ドローダウンで済んでいるというのは,変にEAの性能を誤魔化しておらず,本当に安定して稼げる証であると考えられます。
とは言え,バックテストの結果からは放置できそうなEAとは言え,状況は絶えず注視して必要に応じて手動で損切を入れるように予め準備しておくべきでしょう。
次は,証券会社のFX Beyondについてご存じない方のために簡単に説明していきます。
『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」が利用する証券会社FX Beyondとは?
「スコーピオン」が使用する証券会社のFX Beyondは2021年3月15日に正式に日本上陸となった比較的新興のブローカーです。
日本に上陸したてということもあり,実績は少ないですが本社はセーシェル共和国という他の大手の海外FX業者も所在地としているオフショアの国にあります。
金融ライセンスはパナマの金融ライセンスであるAVISOライセンスを取得しているためきちんとした会社ということが分かりますね。
また,資金管理方法についてですが,FX業者の資金管理の方法には分別管理という方法があり,これを採用しているかが重要な基準になります。
分別管理をしていないと万一,FX業者が倒産した場合,顧客の資金と運営資金を一緒に管理しているとすべての資産を差し押さえられてしまうため顧客の資金が戻ってこないということになるからです。
FX Beyondはしっかりと分別管理を行っている会社ですので,安心して利用することが出来るでしょう。
また,他の海外の優良FX証券会社と同様,NDD方式を採用しており,取引の間にFX会社が介入せず,直接市場に注文を流すため不正なチャート操作や呑み行為などは行われないためDD方式を利用している国内のFX会社よりも透明性が高く安心と言えます。
レバレッジについてもスコーピオンでは500倍を利用することが出来ます。XMの888倍と比較すると見劣りするかもしれませんが,XMは888倍で利用するには全口座トータルの合計残高を200万以下にしておかなければいけないという制約があり,その点がネック。
一方でFX Beyondではそのような制約はなく,単一口座で200万円までは500倍で運用できますので総合的にはBeyondの方が使いやすいと思います。
さらに,海外FXではほとんどの業者がゼロカットシステムと呼ばれる「入金した資金以上の損失が発生した場合でも,顧客は支払う必要がない仕組み」を採用していますが,FX Beyondも同様の仕組みを採用しているので安心できるでしょう。
このシステムのお陰で,万一資金が溶けてしまった場合でも入金額以上の損失は発生しないようになっているので,安心して取引を行うことが出来ます。
「スコーピオン」の特徴と,利用環境について理解できたところで,ここからは料金の話に移っていきたいと思います。
『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」の利用料金は?無料の理由は?
多くの人が気になる料金ですが,現在のところ「無料」となっております。
無料となっている理由は,「スコーピオン利用者」がFX Beyondに登録して取引を行うことでその取引量に応じて「スコーピオン開発者(運営者)側」に報酬が支払われるようになっているため。
注意点として,これはあなたの利益から払われるわけではなく,証券会社側から支払われます。
そのため,良いFX自動売買システムは有料で提供するより,無料で提供した方が利用する人も増えて利用者も開発者も証券会社もWin-Win-Winの関係になれるのです。
しかも,長く使ってもらうことで,設定ロットを増やせるようになるので,利用者も開発者も証券会社もメリットしかありません。
このような点からも,開発者側からすると利用者には末永く使ってもらいたいということになるので,すぐに資金が溶けてしまうようなシステムではなく,きちんと利用する人のことを考えて作られたシステムになっているということが分かるかと思います。
無料でも信頼性の高いEAだということが分かったところで,次はスコーピオンのメリットについて見ていきます。
『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」のメリットとは?
「スコーピオン」最大のメリットは無料システムにも関わらず「専用コミュニティがある」点です。
ツールを動かしていくと,どうしても分からないことや,正しく動いているか心配…と不安になることも出てくるかもしれません。
また,エラーの原因がどう考えても自分にはない気がするのだけれども他の人はどうなんだろう?と思うこともあります。
さらに,トレードしていると含み損がどんどん膨れ上がっていって,不安になり,今すぐ損切した方がいいのかもう少し待った方がいいのか他の人がどう考えているのか知りたいということもあり得ます。
そんな時に,問い合わせる環境が無かったり,問い合わせても返事が来るのが3日後だったりしたら・・・
利用する方としては考えただけで恐ろしい話ですが,世の中にはEAを配って終わりのものや,困ったときに相談できるのは運営側のサポートラインのみのものが多いのが現実です。
これは逆に言えばそのシステムに対する自信の表れということもできます。
これは,ユーザーが集まるコミュニティを作ってしまうと,そのシステムが儲からないものだった場合,ユーザー同士が団結して集団訴訟にまで発展してしまう可能性があるからです。
また,EAを提供するチームに管理能力が無いことも意味します。
そういう意味では,無料システムにも関わらず専用コミュニティを提供しているというのは,それだけ稼げるシステムだと考えることが出来ます。
Tips: 専用コミュニティって何?
専用コミュニティはグループコミュニケーションアプリのBANDで提供され,スコーピオンはいつでも質問出来てサポートしてもらえるベテランのサポーターが付いています。
設定や操作方法の相談から,運用方法の相談,他のユーザーの実績,損切が必要になった場合の考え方や判断方法,雑談まで色々な内容が日々投稿されていますので,孤独や不安感を味わうことなく,同じシステムを使っている仲間とともに投資を行うことが出来るというメリットがあります。
こうした部分は特に初心者の方には大きなメリットになるはずです。
『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」のまとめ
ここまでの話をまとめると以下になります。
①スコーピオンとは?
「リスク管理に重点を置いた自動売買システム(EA)」のこと。
②スコーピオンの仕様及び特徴は?
①対応通貨 | GBPUSD, GBPJPY | ||
---|---|---|---|
②証券会社 | FX Beyond | ||
③最低証拠金 | 10万円~ | ||
④ロット設定
(推奨) |
証拠金10万円の場合 どちらか一方の通貨ペアで0.01ロット 証拠金50万円の場合 GBPUSD:0.02ロット,GBPJPY:0.02ロット どちらか一方の通貨ペアの場合は0.05ロット 証拠金100万円の場合 GBPUSD:0.05ロット,GBPJPY:0.05ロット どちらか一方の通貨ペアの場合は0.1ロット 注)証拠金額にボーナスは含めずに計算すること! |
||
⑤レバレッジ | 500倍 | ||
⑥ロジック | 順張り,逆張り(変則ナンピン,マーチンなし) | ||
⑦主な特徴 | 年間平均勝率75% レンジ,トレンド相場両対応型 プライスアクションを判断しての変則ナンピン 自動トレーリング決済機能 |
③スコーピオンの推奨環境は?
VPS上での稼働を推奨。自宅PCでの稼働は推奨しない。
④スコーピオンの実績は?
コロナ禍である2021年の1年のバックテストの結果,年利は各通貨証拠金100万円で運用時,約400%。最大ドローダウンは約50%。
年間平均勝率75%!
⑤スコーピオンが利用する証券会社は?
新興ブローカーですが十分信頼できる「FX Beyond」を使用。
万一資金が溶けてしまった場合でも追証なし。
⑥スコーピオンの利用料金とその理由は?
利用料金は現在のところ「無料」!
無料で提供した方が利用する人も増えて開発者,利用者,証券会社がWin-Win-Winの関係になるため。
⑦スコーピオンのメリットは?
専用コミュニティがあり,日々の情報交換から万一の際の取引の相談を行うことが出来るので初心者でも安心して利用できる。
ここからは「スコーピオン」を無料で受け取り,運用を開始するまでの流れについて説明をしていくので,興味がある方のみ読み進めてください。
『無料』FX自動売買システムスコーピオンの利用条件と運用開始までの流れ
まず,「スコーピオン」は無料ですが,利用にあたっては以下の条件がありますので必ずご確認ください。
- 20歳以上の方
- パソコンを持っている方
- FX Beyondの口座開設が出来る方
- 3万円以上の投資金額を準備できる方
- 投資リスクを理解している方
※その時の相場状況によっては投資金額をすべて失う可能性があり,それは自己責任だということが理解できている方 - 社会人として最低限のマナーや言葉遣いが出来る方
上記の条件を満たしている方であればOKです。
次に,スコーピオンをご希望の方は,私(俊輔)のLINEに登録して,「スコーピオン希望」と一言メッセージをください。
友達登録はこちらのQRコードもしくはリンクをタップ。
その後の流れとしては以下のようになります。
- 私(俊輔)がメッセージを確認後,登録のための案内を送付します。
- 案内の指示に従ってFX Beyondの口座開設を行ってください。
- 口座開設後,案内にスコーピオンEA申請フォームへのリンクがあるので,そのリンクに開設した口座番号,名前,メールアドレス,紹介者「俊輔」と記入し送信。
※こちらの情報は私(俊輔)ではなく,「スコーピオン」の運営側に送られます。
重要!:紹介者名がないとトレードが開始できませんので忘れずにお願いします。 - 私の方で開設していただいたFX Beyondの口座がきちんと紐づけされているかの確認をいたします。
申請から1週間以内程度(早ければ大体2~3日)を目安に,3で登録いただいたメールの方にEAの配布や設定手順などが送らてきます。
重要:Cookieによるトレースに失敗し,紐付けが上手くされていない場合,最悪,別メールアドレスにて別アカウントを作成していただく可能性があります。
先に資金を振り込んでしまうと資金の移動のためにご自身でカスタマーサポートに連絡してやり取りしていただく必要が生じますので紐付け確認が完了するまで振込はお待ちください。 - EAが送られてくるのを待っている間にVPSの契約がまだの方はしておいてください。
- FX Beyondへの入金を実施。
- スコーピオンEAをVPSのMT4にインストールする。
インストール方法については,詳細な手順が別途送られてきます。
また,自信のない方向けに有料(3,000円)で運営側による設置サポートもありますので,私(俊輔)まで連絡をお願いします。 - チャート設定,ロット設定等を行うと運用開始です。
『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」のデメリットとは?
ここまで,「スコーピオン」の良い部分ばかりお伝えしてきましたが,ここからはデメリットをお伝えします。
①裁量が身につかない
「スコーピオン」は全自動で取引するツールなので,テクニカル分析をして裁量で取引する技術が全く身につきません。
そのため,裁量を学びたいといった方には向いていないシステムと言えるでしょう。
たまにEAの取引を見て裁量を学ぼうとする人がいますが,裁量取引は複数の通貨ペアの状況や長期の時間足等の複合的な要素を加味した上でエントリーポイントと決済ポイントが決まるのと,正解があるものでもないので,EAのチャートだけ見て勉強しようとするのはナンセンスです。
②重要指標の前後にPCに張り付く必要がある
どのEAにも言えることですが,重要な指標発表時は価格が大きく動く可能性があり,リスクがありそうだと判断した場合は自動売買をOFFにておく必要があります。
③EAが対応しきれない相場時に自分で損切する必要がある
「スコーピオン」は順張りとナンピン(変則ナンピン,マーチンなし)型で,ナンピンもプライスアクションをもとにエントリーするため安定性は高いものとなっています。
しかし,自動損切機能がないのと,いくらプライスアクションによるエントリー機能があると言ってもナンピン型EAであることには変わりはないため,『EAの対応しきれない3円以上値が動いてしまう戻しがほとんどない一方的な上げ(下げ)相場には弱い』ことには変わりません。
通常の相場は,上げ相場の場合上がったら一旦下げてそこから再度上昇(下げ相場はその逆)という形になるため,一旦下げたタイミングで利確していくことが出来ます。
スコーピオンも近年の相場に対応してボックスレンジで2~3円動いても問題ないように設計されていますが,極稀にほとんど戻らず一方的に上げ(下げ)続ける相場になるケースがあり,その場合は最大エントリー後も損失が拡大し続けることになるので,そうなってしまったらどこかのタイミングで強制的に損切を自分で入れる必要があります。
損切を決めて実行するのはご自身になりますが,コミュニティ内で相談と情報交換が出来るのであまり心配しすぎる必要はありません。
一通り説明したところで,具体的な運用方法の例を見ていきましょう。
『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」運用方法例
スコーピオンはFX Beyondを使用しますので,FX Beyondの口座単体で約200万円の利益が出ている状態になるとレバレッジ制限がかかってしまい,レバレッジが500倍から200倍まで落とされてしまいます。
XMはアカウント全体の合計ですが,FX Beyondは口座単体とのこと。
万一,200倍まで落とされた場合,200万円の時と同一のロットで取引を行おうとすると,2.5倍の500万円の証拠金を入れないといけなくなり,万一溶けてしまった場合の被害が甚大になります。
そのため,3~実質190万円程度までは複利になるように自分でロット計算して回すことが出来ますが,あまり複利運用は現実的ではありません。
よって,利用者の多くは以下のような単利運用をしています。
尚,3万円からのスタートの場合,私であれば以下のように行います。
※実際はVPSの利用料金や入出金手数料がかかりますし,人によって考え方は違うので,こうしろと言う話ではなく以下はあくまでイメージです。
- 10万円でGBPUSDを稼働させ,利益が出るごとに適宜別口座に資金移動
これは,10万→20万に増える過程で万一資金が溶けてしまうような操作ミスや,異常相場に遭遇した場合に資金を守るため。 - 総利益が20万円に到達したら,別口座から自分の銀行口座に出金。
これでスタート資金であるあなたの10万円は守られます。 - 10万円のまま継続し,毎週利益が出るごとに同じように別口座に資金移動
別口座の残高が10万円になったら,それをスコーピオンの運用口座に資金移動して証拠金を20万円に。 - 20万円になると2通貨ペアの同時運用が可能になるためGBPJPYも稼働させて運用開始。
- 以下略
上記は一例なのでやりやすそうなやり方を探してそれをトライしてみてください。
※ボーナスがある場合は,資金移動に伴いすべてのボーナスが失効します!キャンペーンでボーナスがある方はボーナスが不要と思える適当なところで資金移動しましょう!
コミュニティでの会話を見ているとわかりますが,人によっては安全性を重視するために100万円で0.01ロットにする人もいます。
ご自身の資金量とリスクの取り方によって変わってくるので自分に合ったやり方を考えてみてください。
『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」のQ&A・よくある質問
「スコーピオン」に関するよくある質問をまとめました。
いいえ。
勘違いしないでいただきたいのですが,投資の世界に100%はありませんので絶対に稼ぐことが出来るとは言えません。
実際問題月利が一桁%やマイナスになるケース,あるいは損切をしないといけないケースも長い間運用していると出てくると思います。
特に,自己資金が1円でも減るのが嫌だという方には向いていないでしょう。
トレードに関しては放置でエントリーから決済までできます。ただし,EAですので状況に応じて損切り等の対応が必要です。
特に,重要指標に巻き込まれて変なエントリーが入った場合や,一方向に強いトレンドが出た場合はご自身で損切をする必要があります。
自信がない場合や完全放置で行きたい場合は「PAMM」のシステムをお勧めします。
最終的には各人の判断になりますが,米国の雇用統計等重要な指標(指標サイトで重要度が高いもの)の時はOFF。
安全を見るのであれば前後1時間は停止した方が良いです。
さらに安全を見るのであれば,保有ポジションが少ない場合は統計前(できれば夕方ごろまで)に損切りしたうえでEAを切ってしまうことをお勧めします。
また,月末も相場の動きに注意。
日本のGW,夏休み,年末年始等の長期休暇や,米国の長期休暇等,市場参加者が少なくて取引量が少ない場合にもロジック通り動かない可能性が出てくるので,停止推奨です。
その方が長期休暇を楽しめます!
損切設定はありません。
怪しくなってくるとコミュニティで議論が出てきますので,その際ご自身で判断していただき必要に応じて損切してください。
可能ですが,自動売買のオン・オフはVPS上で行う必要があるため,スマホの小さい画面でその操作をする必要があります。
PCの操作に自信があれば対応可能と思いますが,そもそも詳しい方はそのような質問をしない上にPCを持っていると思いますので,頭の中でどのような操作をしたらよいのかイメージが出来ない方はPCが必須と思っていただければと思います。
『無料』FX自動売買システム「スコーピオン」最後に
ここまでお読みいただき,ありがとうございます。
今回は『無料』 FX自動売買システム 「スコーピオン」の評判,仕様や特徴,そしてメリットデメリットを解説してきました。
コロナ禍ではこれまで負けたことがなかったEAが数多く溶け,多くのトレーダーが資金を失っています。
そのような中でも順調に右肩上がりで資金を増やし続けることが出来る「スコーピオン」はとても優秀だと感じました。
特に,順張りに対応しているという点はこのコロナ相場ではボーナス的に働き爆益のチャンスになり得ます。
また,プライスアクションを見てナンピンエントリーを決めるというEAであるものの裁量要素も加わった画期的なEAであることは他のEAにはない大きな強みです。
ビースト+とはタイプが違うEAになりますので,リスクヘッジとしてスコーピオンをポートフォリオに組むのもいいでしょう。
そして,現在この「スコーピオン」は『無料』で提供されています。
今なら50%の入金ボーナスもあり,始めるには絶好の機会だと思いますので,「興味がある」と少しでも思った方は私のLINEまで「スコーピオン希望」という一言をご連絡ください!